腸溶性ラクトフェリンとは?
ラクトフェリンは、分子量約8万のたんぱく質で、経口的に摂取されると胃でペプシン分解を受けます。
胃酸によって分解された結果、ラクトフェリシン(森永乳業(株)登録商標)という強い塩基性ペプチド断面が
生成することも知られています。
一方で経口摂取されたラクトフェリンの多くは消化分解されます。
幼児期はペプシンの作用を受けないのですがもともと熱や水分にも弱い性質もあります。
ラクトフェリンの受容体が最も高密度に存在するのは小腸です。
そこでラクトフェリン分子がそのまま小腸の受容体まで届くよう腸溶性素材でコーティングしたものが「腸溶性ラクトフェリン」です。
腸管からの吸収についての実験としては国立がんセンター化学療法部の津田洋幸部長らが、研究室の男子20名に
ラクトフェリン20gを経口投与し血中濃度を測定したが検出されなかったことをカナダのラクトフェリン国際会議で報告しています。
鳥取大学農学部獣医生理学教室の原田悦守教授らはラクトフェリン腸溶錠18錠(ラクトフェリン900mg)を
経口摂取した男子成人の血中に世界で初めてラクトフェリンを検出しています。
これによりラクトフェリンの経口摂取が意味がないという事は言えませんが、胃で壊れやすいラクトフェリンを
腸溶性にすることにより腸管上皮細胞やパイエル板から効率く取り込まれることが示唆されていると言えます。
2050円相当のラクトフェリンが今ならたったの980円![送料無料]